FILE 02-01 はじめてのコンパ
2 イッキノミの危険
さて、序盤の阿鼻叫喚も、Wセダ組撤退により収まり、山手線ゲームに突入するころになると、およそ、今回の生贄が絞られる。
クラス初の飲み会、生贄はY君に決定。
意図的に酒を飲ませるように仕組まれる罠。
山手線げぇぇぇぇぇむ!
お題は?
信号の色!
あからさまだよ、おい(笑)
そういう管理人は、某高校生探偵と同姓同名(字違い)のK藤君、不二ほど裏を感じないがいちもニコニコ糸目のW君に加担し、悪魔の毒杯製作に没頭。
その時のレシピ(後日作成のメモを発見)
ベース:生ビール中ジョッキ
+
しょうゆ 2たらし
とんかつソース
ウィスキー 半グラス
バーボン 半グラス
マティーニ
ウーロンハイ ウーロン抜き(笑)
七味唐辛子 3振り
ライム、レモン
ポッキー(装飾)
我ながら乾汁顔負けにエグい。
我々が逃亡を防止すべく取り囲み、生温い好意と好奇の眼で見守る中、生贄は苦痛の色を浮かべながら、一息に空ける。
おおーっっっ
どよめく観衆。
ちなみに、やつは美少年ではないので、苦痛の色を浮かべられてもちっとも萌えない
はい、次はコレねv
魔性のキス魔Y君が差し出したのは、4杯分のマティーニをジョッキグラスに移し変えたもので。
無言のまま、一気にグラスを開ける生贄。
その漢っぷりに尊敬の声が其処彼処で上がる。
後日、「拷問という言葉の真の意味と、人間の中に潜む悪魔という言葉がよくわかった」と当人のコメント。
・・・・・・余計なお世話だ(笑)
しかし、よかったのもそこまでで。
トイレに行こうとして仲居さんにタックル。
泥酔して、真剣に渋谷のハチ公の上に放置プレイするということになってみたり。
結局、近場の人間が彼を送っていったのだが、明けて翌日の必修授業で。
「あれ、彼、来てないじゃん、どうしたのかな? 二日酔い?」
「いや、それがさ」と口ごもる送り担当。
「駅で完全につぶれちゃってさ、しょーがないから自宅に電話したんだけどさ」
「ありゃまぁ、お手数かけちゃったねぇ」
「駅に来たお袋さんがさ、潰れちやった奴を見ていったわけよ
『こんなのウチの息子じゃありません』って」
「・・・・・・・・・・」
「そのあと、いくらなんでもヤバそうだったから、駅員さんに救急車呼んでもらってさ、やっぱ、急性アルコール中毒だって」
「・・・・・・・お手数おかけしました(×参加者全員)」
引き取り拒否かyo! と親子間の亀裂を思って涙するクラスメンバーでありました。